Case Study

インフラストラクチャとは?|画像鮮明化の必要性を解説

インフラストラクチャとは?|画像鮮明化の必要性を解説

インフラストラクチャの管理や監視は、規模が大きいため細かな部分まで管理や監視をおこなうとなると非常に困難になります。しかし、それが可能になる方法をご存知でしょうか。本記事では、インフラストラクチャの管理や監視のポイントと、より効果の高い監視方法をご紹介します。

インフラストラクチャとは?

インフラストラクチャは、一般的には「インフラ」と略して使われる場合が多いため、インフラストラクチャよりもインフラの方が聞きなれている方も多いでしょう。
以下でインフラストラクチャの説明を、ITインフラストラクチャとの違いを交えながら紹介します。

生活の基盤となる施設や設備

インフラストラクチャは、生活の基盤になる施設や設備を指します。具体的には、以下のようなものがインフラストラクチャとして挙げられます。
●鉄道
●道路
●河川やダム
●上下水道
●空港や港湾
●通信設備
このように、インフラストラクチャは、現代の私たちの生活になくてはならない設備です。インフラやインフラ設備などのように略称での使われ方も多く、生活に馴染んでいる言葉です。

ITインフラストラクチャとの違い

インフラストラクチャと並んで最近出てきた言葉がITインフラストラクチャです。ITインフラストラクチャは情報技術を利用するうえで、欠かせない設備を指します。ITインフラストラクチャの主な例は以下の通りです。
●ネットワーク回線
●サーバー
●デスクトップ
●コンピュータ
●ソフトウェア
このようにITインフラストラクチャは情報技術を利用するときに、欠かせない施設や設備を指します。一方でインフラストラクチャは、生活環境に大きく関与し日々実感できるものが多いことが特徴です。

インフラストラクチャの監視で重要なポイント

インフラストラクチャは一つひとつの規模が大きいため、監視も困難です。そこで、監視の重要なポイントは次の三点です。
●リアルタイムで監視ができる
●監視映像が鮮明で見やすい
●誰でも簡単に使用できる
詳しい解説は以下で紹介します。

リアルタイムで監視ができる

リアルタイムで監視を行うということは非常に重要です。インフラストラクチャは一つの規模がとても大きく、人の目での監視は困難です。しかし、インフラストラクチャに不備が発生すると、大きな事故に発展する可能性もあります。そのため、24時間リアルタイムで事故が発生するような状態ではないか監視しておく必要があります。

監視映像が鮮明で見やすい

インフラストラクチャの監視映像が鮮明で見やすいと、効果的に管理を行うことができます。せっかく設備や河川の監視体制を整えていても、監視映像が不鮮明であると、施設の不備が発見できない可能性があります。特に橋梁やダムなどは、小さなひび割れから大事故につながりかねません。そのため、インフラストラクチャの監視映像の鮮明度は、非常に重要なポイントです。

誰でも簡単に使用できる

インフラストラクチャの管理は複数人で行うため、誰でも簡単に使用できる必要があります。監視映像の操作が困難であると、管理する方たち全員が操作できるような体制を整えるために時間がかかります。また、設置や操作が簡単になるとスタッフへの教育にかかる時間が短くなり、業務への導入も容易になります。
そのため、使用方法が簡単で監視業務に支障が出ないものが必要です。

LISr®シリーズでインフラストラクチャの管理を

LISr®シリーズである「LISr-101」「nano LISr」「LISr-IPC2」は、リアルタイムでの監視業務に非常に適した画像鮮明化装置です。LISr®シリーズの特徴は以下の二点です。
●リアルタイムの画像鮮明化で事故を未然に防ぐ
●「LISr-101」「nano LISr」「LISr-IPC2」の違いは信号
以下で詳しく紹介します。

リアルタイムの画像鮮明化で事故を未然に防ぐ

LISr®シリーズはリアルタイムで画像鮮明化を行います。インフラストラクチャの監視映像が苦手とする悪天候や逆光時の映像も高解像で見やすい映像にできます。細かい部分まで監視できるため、従来のカメラでは見つけられなかったような損傷個所を発見することで、危険予測や早めの補修など、事前に事故を防止することが可能となります。

「LISr-101」「nano LISr」「LISr-IPC2」の違いは信号

「LISr-101」と「nano LISr」の違いは、入出信号の違いです。「LISr-101」と「nano LISr」は、監視カメラと監視モニターの間に挟みこむ形で使用します。カメラとモニターと接続するときの信号が、SDI/HDMIなら「LISr-101」を使用します。
一方で、インフラストラクチャの分野ではネットワークカメラが使われている事例が多くあります。ネットワークであれば、LISr-IPC2を使用します。

悪天候の屋外でも高解像度映像

「LISrシリーズ」は、不鮮明になりがちな曇天や雨天時の屋外撮影も、自動で画像鮮明化が可能です。不信行為が起こりやすい悪天候時でも、リアルタイム鮮明化で不審人物の特徴もすぐに把握できるため、迅速な対処が可能です。
そのため、悪天候時の不鮮明映像は「LISrシリーズ」で解消できます。
▶︎画像鮮明化装置「LISr」シリーズ

after
before
照明の暗い通路を鮮明化した例
after
before
暗く逆光で不明瞭な人物風景を鮮明化した例
after
before
霞がかった住宅風景を鮮明化した例

まとめ|インフラストラクチャは管理が難しい

インフラストラクチャは、一つひとつの規模が大きく、管理や監視が困難です。一方で、事故を未然に防ぐために質の高い管理が求められます。LISr®シリーズは、これまでの監視カメラが苦手としていた悪天候や逆光での画像鮮明化が可能です。
インフラストラクチャのより質の高い監視や管理をお考えなら、「LISr-101」や「nano LISr」「LISr-IPC2」をご検討ください。

【Q&A】

Q:画像鮮明化装置は、アナログ信号のカメラでも使用できますか?

A:使用可能です。アナログ信号のカメラには、「nano LISr」をご使用ください。

Q:インフラストラクチャの監視カメラにおすすめなのは「LISr-101」と「nano LISr」「LISr-IPC2」のどちらですか?

A:画像鮮明化技術に違いはありません。ただし、インフラストラクチャの監視カメラはアナログ信号のカメラやネットワークカメラが多いかと思います。お使いのカメラの信号をご確認のうえ、ご検討ください。

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Sample

YouTubeで様々な鮮明化活用シーンの
サンプルを閲覧できます!

Movie

画をつくらない、加工しない
アルゴリズムを映像で体感

Lisr®とRe:Na®、双方の技術に共通するのは、すでに記録されている画像・映像データのみを処理するため、画をつくる・加工する技術とは、全くもって異なるということです。今ある情報のみを活用し、独自のアルゴリズムによって本来あるべき姿を再現した画像・映像は、裁判で証拠品としても提出可能なレベルとなっています。

この動画は「日経CNBC Market Ad-Venture〜未上場株式の民主化〜」にて放映されたものとなります。ぜひこの動画でロジック&デザイン独自の技術の有用性をご確認ください。

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